2014年7月31日木曜日

DENIM

こないだ会社に高校時代の友人がDVDを持って訪ねてきてくれました。
聞くと、竹内まりやが好きだっていうんで、おかえしにちょうどてもとにあった「DENIM」をかけてあげました。
しかし、デビューした頃は竹内まりやってこんなになるとは思いませんでしたよね。
なんか、アイドルでもなくアーティストでもない半農半漁人みたいな。
それが、いまではユーミンと並ぶ女性ミュージシャンの大御所ですもんね~
今は、セールス的にユーミンを凌いでるんじゃないですかね~
すごいですね。
二人の違いというと、ユーミンて結構男に気をつかってるっていうか、男の気持ちも理解したいという立場のようでしたけど、竹内まりやの方は、ユーミンに比べたら女の言い分みたいなものをよく歌にしてましたよね。
え~!こんな風に考えるの~?と思いつつも、その勝手な言い分みたいなものが聞きたくなるときがあるんですよね~
それでまた何故か反論できないんですよ~
自分本位なんじゃないの~とは思いながら、何でグゥの音もでないような感じになるんでしょうね(^_^;)
最近は、だんだん歳を重ねるにつれて、女としては徐々に弱気になってきて、女の言い分というよりも人としての言い分みたいな歌がふえてきてるかもしれませんけど(^_^)

竹内まりやが学生の頃にリリースしたアルバムが、ホント大学生のキャンパス生活っぽくて懐かしくて好きなんですが、古すぎるのか近くのレンタルショップやネットで見つかりません。
あのCD聴きたいな~

2014年7月30日水曜日

若き日のヒットチャート

高校時代、私にはクラスメイトに音楽(洋楽)のお師匠さんがいました。
クイーンを教えてもらったのも彼ですし、ベイシティローラーズも彼に、こんなグループがあるよって教えてもらいました。
当時クイーンは全くの無名バンドで、彼は「キラー・クイーン」の楽曲だけをラジオで聴いて、イイって私達に推薦していました。
ベイシティローラーズの方も同様に、「バイバイベイビー」を聴いて私達に推薦してくれて、他のクラスメイトはその影響でレコードまで買いました。
後日、コンサートの模様をテレビで見てものすごいアイドルグループだと知るわけですが。
エリック・クラプトンを呼ぶとき、我々は、クラプトンのラにアクセントをおいて発音していましたが、彼だけ平坦に「クラプトン」と発音しており、それがカッコイイということになり、みんな彼のまねをして発音しだしました。




当時の楽曲で、のちに最もブレイクした曲といえば、ミニー・リパートンの「Lovin' You」ではないかと思います。
この曲も彼に教えてもらったような気がします。
この曲、洋楽チャートのベストテンで中位まであがっていましたが、高校生では曲のあじわいなどまったくわからず、ただただ、サビの後半部で突然カン高い声で歌い出すのがおもしろいので人気でした。
みんなで彼の家に行って、夕方のAMラジオでこの曲を聴いて、帰宅時に並んで歩いて首を左右にかわいらしくかしげながらラ・ラ・ラ・ラ・ラ・・・って誰かが歌い出すと、みんなそれにあわせて歌い出し、高音部になると目をつぶって体を伸び上がらせて裏声でコーラスしながら帰りました(笑)
(続く・・・)

2014年7月29日火曜日

わが友、カリプソ号



学生の時、そこそこ好きだったにもかかわらず、何らかの都合やタイミングの問題でエアチェックできなかった楽曲があります。
また、エアチェックできていたとしてもコピーのコピーみたいのしか残っておらず、音質に納得できないものや、レコードを持っていたにもかかわらず、多くなりすぎて処分してしまった楽曲もあります。
今になってそんな曲が聴きたいな~とひらめく事がたま~にありませんか?
私は・・・あります(笑)
こないだも何で思い出したのか、そういえばジョン・デンバーの全盛時の終わり頃に「Calypso」っていう曲があったなぁ~とひらめいたら、無性に聴きたくなって、探してみました。
この曲、確か全米2位くらいまでいった軽快で楽しげな曲です。
では、何故、エアチェックの機会に恵まれなかったのでしょう?
実は、この曲、最初はB面扱いだったはずです。
表の曲(「I'm sorry」だったかな?)でずんずんチャートを上がって昇りきった後、これから下がるぞっていうときに、突然、この曲がA面(両A面?)扱いに変わり、その恩恵でしばらく2位をキープした記憶です。
聖子ちゃんの「スウィート・メモリーズ」みたいなもんですね(^_^)
出来がいいのでA面に変わっても納得なのですが、オンエアでいうと、当然最初は表の曲ばかりかかっていた訳で、新曲は最初にかかる頃にチェックしますから、急にA面に替わられてもエアチェックする適当なタイミングがなかったというところでしょう。
そんないきさつを思い出すのも楽しいですね(^_^)

2014年7月28日月曜日

そのときは彼によろしく・・・その2

一度映画を観て、劇中の「黄金のトライアングル」を味わってしまうと、オフィシャルサイトにリンクしてる動画のある場面を見るだけで涙があふれてきちゃいます。
SPECIALというタグにリンクしてる動画(Yahoo動画)の長い方(3分超)の中にチラッと出てくる、おとなになったときの夢を語るシーン。
ここだけ何度も何度も見ちゃいますね。
まだ、映画を観てない人にとっては何の変哲もないシーンでしょうけど・・・
観た人には結構特別なシーンではないですか?
他にも繰り返し見たいシーンがありますが、今、それをしようと思ったら、劇場へ行って時間を待つしかありません。
レンタルビデオとかそういうもののない時代は、劇場で目や胸に深く焼きつけて帰ってたんですよね~(^_^)

そのときは彼によろしく (小学館文庫)

2014年7月27日日曜日

そのときは彼によろしく

決算にかまけているうちに、なんとしても見たかった「ロッキー・ザ・ファイナル」を見逃してしまったので、これは昨日早めに観に行きました。
札幌シネマフロンティア レイトショー割引1200円です。
この映画を観たいと思った目的はただひとつ。
美しくはかなくせつない“黄金のトライアングル”を味わいたかったから。
そして、劇中の若き日に3人で過ごすシーンは“黄金のトライアングル”そのもので、また、その想い出を変わらぬ心で大切にしており、ホントそれだけで観る価値があったと個人的には思います。
そこがクライマックスというわけではないんですけど、はずかしくなるほど泣けてきちゃって、後ろで並んでみてる若い女の子達にどう思われてるのか気が気じゃなく、かといって、ぬぐわないわけにもいかず、ぬぐえばバレるしで、どうしようもありませんでした(^_^;)
あの3人並んで見た夕陽。いつまでも忘れないでいて欲しいなぁ~

主演の長澤まさみですが、いまやってる「プロポーズ大作戦」やCM等に比べて等身大で、これまでは優等生過ぎるようなイメージがちょっと気になっていたんですが、本作ではおとなの普通に愛すべき存在でした。
また、テレビで見るよりは綺麗に感じました。
年相応だったということではないですかね?
元々持っている純粋なイメージもうまく役柄に反映されてた様に思います。
沢尻エリカだともう少し純粋さが影を潜めて、芯の強さみたいなものが強調されちゃったかも知れません。
相武紗季でもよかったかな~
相武紗季だと純粋さは同じように出て、少し目線が下の感じでしょうかね。
いまんとこ、長澤まさみの方がイイ女オーラが多く出てる感じはしますもんね。
エンドロールを見て初めて知ったのですが、原作が「いま、会いにゆきます」と同じ人でした。
ですから、物語のテーストは、似ていました。
あまり書くと、ネタバレになってしまうので、今日はこの辺で・・・

2014年7月26日土曜日

冒険者たち・・・黄金のトライアングル

我々が中学生から高校生あたりの時、人気絶頂の映画スターといったら、ハリウッドのスターではなく、フランスのアラン・ドロンでした。
見栄えの良い俳優の典型で、並み居るスターたちの中でも頭抜けて美男だったっていう印象です。
いかにもスターらしいスター。
映画以外にもダーバンのCMやカペラのCMにも出てた記憶です。
そのアラン・ドロンの出演した映画の中で好きな一本があります。
リアルタイムで見た映画ではないので劇場では観ていませんが、テレビで何度か観ました。
その映画のタイトルは「冒険者たち」といい、1967年頃に作られた映画のようです。
この映画を見て、つくづく思うのは、物語の中に男子にとっての理想の身近な人間関係があるということ。
私はそれを”黄金のトライアングル”と勝手に呼んでいますが、親友と思いを寄せている女の子が同時に身近に存在する状況です。
そして、ふたりの男の子はふたりとも同じ女の子に思いを寄せており、が、しかし、口にはださず、女の子の方もその思いを理解しているが、旅立ちの日が来るまでは、その関係を大切にし、そのままにしていつくしむ。
若い日には高校生から大学生になり、そして社会人になり、場合によっては転勤や転職をし、何度か自分の立ち位置が変わり、旅立ちの時を迎えます。
三人仲良くなってから、こうした旅立ちの時を迎えるまでのはかなくも美しく楽しい日々。
それがこの映画にはあるんですね~(^_^)

共演のリノ・バンチェラがちょうど同年代で、モテたりしてるので、勇気づけられます。
ちょっと感傷的で、想い出が忘れられなかったりするのも我々と似てるんですよね(^_^)
この手の黄金のトライアングルというと、ほかには有名なところでは、ちょっと微妙に我々の時代ではないけど、「タッチ」とか。
前にWOWOWで「ハリーポッター」やってたんでチラッと観てたら、これも黄金のトライアングルだったような。
でも、3人でいられる時間て、一生の中では存外に短くて。
だからこそ、その時間が宝石のように輝くってところでしょうか。

2014年7月25日金曜日

PEARL

校内DJで「サークル・ゲーム」をかけたドラマの中学生の女の子。
部屋にジャニス・ジョプリンの「パール」というレコードジャケットを貼っていました・・・渋い(^_^;)
70年代初期の元祖しわがれ声シャウトの早世の歌姫で、ロック好きにはよく知られた人ですが、知ってますでしょうかね?(午後の紅茶のCMで松浦亜弥がジャニスの曲を歌ってました)
しかし、今時の中学生が聴くとはあまり思えませんが・・・(^_^;)
校内DJでは「夢見る№1」をかけていました。
ブロンディで全米№1となったサッポロドラフト1のCMでも流れている楽曲です。
女の人が歌ってるバージョンが流れていましたが、ブロンディだったかはわかりませんでした。
これは苫小牧時代の曲ではありませんが、それでも80年代でしょう。
どうなってるの?この中学生。
カッコよすぎるぞ!(笑)
音楽の趣味については、謎の中学生でしたね。

2014年7月24日木曜日

いちご白書

数年前にやっていた、中学生が主演のドラマ(14才の母)でのことです。
主演の中学生、昼休みに校内放送のDJをやっていました。
そして、ひとしきりおしゃべりをした後、「それでは、青空にぴったりのこの曲です」といってかけた曲は、「サークル・ゲーム」でした。
まさか、今時の中学生が聴いているとは思えませんが・・・、「サークル・ゲーム」って、よほどの映画好きか、アグネスファンしか知らないくらいの時代物ですから。
でも、「いちご白書をもう一度」って言う曲は知ってるでしょう?
30年くらい前に大ヒットしましたからね。
それでは、「いちご白書」は知っていますか?
1970年の映画で、確かユーミン達があの映画は良かった、もう一度観たいって思って「いちご白書をもう一度」って言う曲を作ったと思いました。
「サークル・ゲーム」はその「いちご白書」の主題歌です。だから、37年前の曲ですね。(^_^;)
映画ではバフィー・セントメリーという人がアップテンポに歌っていましたが、オリジナルはジョニ・ミッチェルで、ドラマではフォーク調のオリジナルの方がかかってました。
この曲、何故か高校時代の友人が大好きで、私が持っていたレコードをかなり長期間にわたって借りっぱなしにしていました(笑)
なかのフレーズ(発音かな?)が、その友人の英語脳を刺激したらしくって、一時期口癖のように呟いてました・・・(^_^)

「いちご白書」、ちょっと変わったタイトルですよね。
由来は何かあったと思いますが思い出せません(^_^;)
中学の時、ちょっとませた友人がいて、4,5人でリバイバル上映につれていかれました。
連れて行った友人は小学生時代に観てるわけですから相当なおませさんです。
とにかく、世間知らずで物知らずの私でも最後のシーンは無条件に感動できる秀作で、私にとっては苫小牧時代の思い出の名画のひとつです。
ただ、当時はビデオなどありませんから再び観たくても観れないんですよね~
しかし、ユーミンの作った「いちご白書をもう一度」のおかげで、もう一度見たいっていう気運が高まり、ついにテレビ放送がされることになりました。
1976年1月31日のことです。
ところがまた障害が・・・
放映されるのは良いのですが、土曜日の昼の枠になってしまい、遠い校舎からでは時間的に非常にキビシイことになりました。
当日は、学校が終わると、清水町から栄町まで走りに走って帰り、なんとか放映時間にギリギリ間に合いました(^_^;)
そして、さあ、感動のラストシーンだって映画にはいりこんでたときに、家のチャイムがピンポーンとなり、友人が3人訪ねて来ちゃったんですよね~
それでなんだかラストシーンを観るのが散漫になってしまってありゃりゃでした(笑)
訪ねてきた方は知らずに来たので罪はないんですけどね~
DVD出ないかな~
そういえば、その日は野球部の奴も来てたんで、やっぱり冬は部活がなかったんでしょうかね~?

2014年7月23日水曜日

オリビアの調べ・・・認識の間違い?

自分の中でオリビア・ニュートン・ジョンは、「秋風のバラード」から「グリース」の手前までが低迷期という位置づけだったのですが、日本に限ってはそうとも言えないかも知れません(^_^;)
日本の洋楽チャート上では、どの曲も常に上位にランクしており、加えて日本のみ「ジョリーン」、「故郷に帰りたい(カントリー・ロード)」という二大メガヒットさえありました(この2曲、日本では「そよ風の誘惑」の数倍売れたようです。)。
また、友人からいわれて探してかけてみたんですが、楽曲のクオリティーにしても、例えば、「サム」なんかはあらためて聴いてみると、せつなくてものすごく胸にしみるいい曲ですね(^_^)
なんだか高校時代の自分の心情が思い起こされるようでした。
ちなみに、友人から「サム」はメロディーだけじゃなく詞もとてもよいからともいわれました。
検索して読んでみたら、こんな女の子がいたら可愛いと思わざるを得ないような詞で、
特に、流れから
You need a shoulder.
とつながるところがジンときました。
こういう言葉を使う(使われる?)機会、あるといいな~

この頃の清楚で透明感のある可憐なオリビアと、「グリース」以降の歌って踊れてちょっぴりセクシーなオリビアとどちらが好きか、好みのわかれるところでしょう(^_^)

2014年7月22日火曜日

オリビアの調べ・・・意訳タイトル 

何時の頃からか、洋楽のタイトルは、原題をカタカナ読みにしただけのものばかりになってしまいましたが、昔はまだまだ、レコード会社の人たちが頑張って邦題をつけていました。
オリビア・ニュートン・ジョンの曲も、そういった意訳タイトルの宝庫ですので、あらためて書いてみようかと思います(^_^)
I Honestly Love You  愛の告白
Have You Never Been Mellow  そよ風の誘惑
Something Better To Do  秋風のバラード 
Come On Over  一人ぼっちの囁き 
Compassionate Man  恋する瞳
Don't Stop Believin'   たそがれの恋
Evry Face Tells A Story  貴方にさようなら
Making A Good Things Better  きらめく光のように
人気復活後も、
You're The One That I Want  愛のデュエット
Hopelessly Devoted To You  愛すれど悲し
と続きます。
特にグリース前は、原題関係なしに単にオリビアのイメージに基づいてつけているとしか思えません(笑)
でも、そこに、担当者の思い入れというか、本当にオリビアの透明感あるイメージやクリスタルボイスが好きだったんだなぁ~と大いなる愛情も感じちゃいますね(^_^)

2014年7月21日月曜日

オリビアの調べ・・・封印された?作品

そよ風の誘惑」で一躍日本でも人気者となったオリビア・ニュートン・ジョンですが、確か次のシングルは日本と米国で曲が分かれたと思います。
日本では、ジョン・デンバーのカバーとなる「フォロー・ミー」で、「ジョリーン」や「故郷に帰りたい」など日本独自のカバーもののさきがけとなりました。
一方、米国では「Please Mr. Please」が選ばれました。
この曲は全米3位になっています。
今考えると立派な成績なんですが、当時のオリビアは飛ぶ鳥を落とす勢いだったので、「3位か~ショボイな~」と感じていました。
3位にしかなれない曲だから日本でシングルカットされなかったんだ~とも。
しかし、その後米国でのチャートアクションは冴えなくなり、復活は「グリース」まで待たねばならなくなります。
同時にオリビアオリジナルの楽曲にもさえがなくなり、そういう結果もいたしかたないのかな~と感じていました。

 Olivia Newton-John - Richard's Window

その低迷期に、ただ一曲だけ一般ウケしそうな名曲がありました。
それは、「あの空に太陽が」という映画の主題歌をオリビアが担当したもので、確かややスローで少しもの悲しい、聴かせる感じの曲です。
当時はラジオでオンエアされていて、私のどこかのカセットにも収録されているはずなんですが、たぶんCDにはなっていないんですよね~
だから、レコード店やレンタルショップにいっても手に入れることができず、封印された状態で忘れ去られていると思います。
もったいないですよね~
オリビアのオリジナルアルバムに入っていた曲じゃないし、映画もヒットした訳じゃないですからね~
致し方ないのかな~
結構いい曲だったように記憶していますが・・・

2014年7月20日日曜日

オリビアの調べ

今日、会社のネット環境を光ファイバーに変えるのにプロバイダに電話してたら、待たされるときの待機音がオリビア・ニュートン・ジョンの「そよ風の誘惑」でした(^_^)
たまにありますよね。
電話の待機メロディとして定着してるのかな~?
我々は、オリビアといったらこれですけど(「ジョリーン」や「故郷に帰りたい(カントリー・ロード)」の人もいるかな?両方ともオリビアがオリジナルではありません。
我々より少し後の世代だと、「フィジカル」なんかのほうがなじみがあるのかな?
また、あるところでは、カーペンターズの「I need to be in love」が待機メロディのところもありました。
我々にはなじみがありませんけど、ドラマの主題歌に使われたことがあったようです。
自分たちにとってカーペンターズといえばなんといっても「イエスタディ・ワンス・モア」ですよね。
今になってふたりの曲を並べて聴くと、カレンの歌声ってやっぱり特別なんだな~って思います。
でも、当時はオリビアの美貌が鮮烈で、それだけで曲が好きになってました(^_^;)
カレンを悩み多き乙女にして、拒食症などの症状をもたらしたのは、オリビアに代表される美女シンガーの出現に一因があるといわれています。
歌声では負けてないのに、どうしてっていう気持ちが多分にあったとか・・・
前出の「I need to be in love」も、自分だって恋をしてきれいになって美女シンガーと呼ばれたいという願いがこめられているのがうかがえます。
カレンがいなくなっちゃったのは、今考えるとホントもったいなかったですね。



さて、オリビアですが日本でのメジャーデビューは我々が高校生の時でした。
ミュージックライフや週刊FMなどに一斉に同じオリビアの写真が掲載されました。
その写真が美しくて爽やかで、美女シンガーオリビアという日本での評価を決定づけたといっても過言ではないと思います。
今回、頭の中にかすかに記憶として残っているその写真を探してみました。
確信は持てませんが、愛の告白のジャケットに使われてた写真じゃなかったかな~?
ただし、顔のアップではなくて、少なくともウエストから上全部が載っていたと思います。
青いフレアースカートだったような・・・
そんなオリビアでしたが、割とはやく目バリがきつくなっていって、美貌に衰えが見えだしたかな~という印象でした。
同時にヒットチャートでも振るわなくなっていくのですが、「グリース」で美貌も人気も復活し、「フィジカル」でさらに磨きがかかったという記憶です。
「フィジカル」あたりから聴きだした若いファンは、オリビアはショートカットというイメージなのかも知れません。
高校生の時、となりの席の同級生が「Let me be there」の低音の男性バックコーラスのまねをさかんにやってました(笑)
そんなオリビアも、とうに還暦なんですね(^_^;)

2014年7月19日土曜日

ポルナレフ・ベスト

昨年友人にダビングしてもらいました。
「シェリーにくちづけ」はCMなどで聴き、「愛の休日」と「忘れじのグローリア」はシングルで持っていましたが、そのほかはホント久しぶりに聴いて、なつかしーと思いました。
なかでもずっと聴きたい聴きたいと思っていたのが「悲しきマリー」で、これの懐かしさといったら・・・
あらためて聴いてもクオリティーが高いな~と感じました。
もうひとつ、まったく忘れていたのが「哀しみのエトランゼ」です。
私自身は、ポルナレフってアメリカに渡って活動したけど、鳴かず飛ばずで終わってしまった人っていう記憶だったんですが、最後に一曲だけヒット曲があったんですね・・・
フランス語の曲で、アメリカで思ったほどの成功を収められず、失意のままにつくった曲だったはずです。
完全に記憶から飛んでいました(^_^;)
ポルナレフ自身=アメリカのフランス人=エトランゼということだったと思います。
あともうひとつ。
「忘れじのグローリア」という曲の間奏部に、トライアングルかなんかの高音の”キンコンカンコンキン”という音が入っているのですが、この音、若き日に使っていたカセットデッキでは拾えませんでした。
レコードでは聞こえるし、オープンリールに録音しても拾えるのですが、当時のカセットテープの実力の限界を知る体験となりました。



2014年7月18日金曜日

封印作品の謎2

休みに、現実逃避して「封印作品の謎2」の読書に走りました。
この本は、「封印作品の謎」という本が確か2004年の秋に刊行されていて、そのパート2ですね。
パート1を何故読んだかというと、ウルトラセブンの第12話「遊星より愛をこめて」が封印されてしまった顛末が書いてあったからです。
この回、ずいぶん早いうちから封印されていて、当然その後に見た再放送でも封印されていた訳ですけれど、小さな不注意を、ある団体に追求されてしまったのが封印の原因だったようです。
問題になったアイテムのみならず、その回そのものが封印されました。
見方によっては、社会から保護されるべき人々の尊厳のみを偏って尊重した結果といえるかも知れません。
作品自体は何の問題もない内容であったと言われています。
パート1ではその他にも「ブラック・ジャック」中の封印作品なんかについても触れてあり、面白かったので、「セブン」の話なら興味あるだろう、と思い、イーグルスのコンサートを観に行ったときに友人におみやげに渡しました。
読んだだろうか(^_^)

パート1から1年半、もうすっかり忘れていたのですが、amazonからの自動おすすめメールでパート2の存在を知りました。
コンテンツは「キャンディ・キャンディ」、「ジャングル黒べえ」「オバケのQ太郎」、「サンダーマスク」でした。
このうち、最大の収入源を自ら絶ってまで、スジを通そうとする原作者と、漫画家の意地の張り合い。
そこに加えて、弁護士のテクニック過剰な交渉術(100のものを得ようとしてとりあえず200のことをこじつけて言っておいて、最終的に少なくとも100は確保しようとするような交渉術。こじつけがばれて、0しか得られず、相手方の全面勝利となろうとも、ありもしない200のことをこじつけたときに相手を深く傷つけるため、全面勝利で結審しても相手側にいつまでもわだかまりが消えない。)が真摯な気持ちを欠如させる結果となって、人気作品が封印状態となっている「キャンディ キャンディ」もおもしろかった(特に一般にあまり聞こえてこない原作者側の声がよく書かれていた)のですが、やっぱりメインは藤子マンガのふたつでしょうか。
社会的に守るべき弱者。
確かに守らなければならないですが、バランスを考えずにその行為を行うと、かえって貴重なものが失われてしまうケースがでてくるようです(^_^;)
善だったものがいつのまにか悪に変わって(つまり、別のものを迫害する)しまっているのに、善し悪しの基準が硬直化して、それが悪だとみなせない。
(近年の学校などでも、本来は弱者で守るべき存在であった児童の人権を尊重するあまり、逆に児童が強者となり、教師などの人権をないがしろにするといった風潮がみられ、また、多くの親がそれは正しいことと捉えている?)
この本で取り上げられた藤子作品も、ほんの少数の、それもともすれば売名行為ともとられかねない活動家のために封印されてしまった顛末が書かれていました。
そんなもんでついつい、休みに読んでしまいました。
身近な話題なので、ついつい引き込まれて読んでしまいます(^_^)

2014年7月17日木曜日

爽やかな風

白線流し。
高校の同級生に勧められて、しばらく前に観てみました。
最初は高校卒業までの半年間、クラスメートたちと過ごした時間の話。
その後、数年ごとにスペシャル版が放映されたみたいです。
その中でもこの~二十歳の風~が好きですね。
何故かって言うと、キャンプのシーンがあって、高3の時のキャンプの楽しかった思い出が甦るから・・・かな。
自分も二十歳の時には爽やかな風に吹かれていたような気がします。
白線流し 二十歳の風 [DVD]

2014年7月16日水曜日

その人は昔(私は昔?)

私は和歌子派だったんですが、「その人は昔」は観に行きました。
加山雄三と酒井和歌子が好きで、舟木一夫と内藤洋子は好きでも何でもなかったんですけど・・・敵情視察ってやつですかね(^_^;)
タイトルに惹かれて観に行ったんだっけかな~?
我々の世代で、観た人は少ないんじゃないかと思います。
5年くらい前だったか、CSで観なおしました。
これ、自分の無知さを思い出す記憶の一つなんですよね~
まず、いつ観に行ったかハッキリしません。
平日の帰宅後、ひとりで4時くらいから観た記憶なんですね。
一条銀座を通って錦町か大町に観に行った気がするんですよね。
調べてみたら1967年の映画で東宝の配給ですね。
1967年は子供ですから、いくらなんでも一人で観に行かないと思いますので、だぶん中学生くらいの時にリバイバル上映をしたんじゃないかと思います。
全く自信ありませんが・・・
もしかしたら、何かの記憶と交錯しているかもしれません。
ストーリーは、確か襟裳岬の東側くらいにある百人浜という村で、昆布漁の手伝いをしていた若い二人(舟木一夫と内藤洋子)が東京に憧れ上京する話です。
百人浜で純粋無垢に暮らしている象徴として、ルンナという白い馬と戯れるシーンがあり、その時内藤洋子が歌う歌が「白馬のルンナ」です。
タモリ倶楽部の廃盤アワーだったかな、そんなコーナーでとりあげられていたので覚えている方もいるかもしれません。
そうそう、おどろくことなかれ、この映画、基本的に全編セリフは歌なんです。
では、どうして自分の無知さを思いだすのかというと、台詞などでは言わず、映像などで示唆する場面がことごとくわからなかったんですね。
簡単な類推みたいな事が全く出来ずにストーリーが頭の中でつながらないんですね。
もう、映画観る資格なしっていうやつです。
考えてみたらマンガとか怪獣映画とかはわかりやすくできてますもんね。
そして、悲劇なんて見たことがないですから。
最後はいつも助かってハッピーエンドというのしか知らなかったと思うんですよね~(^_^;)
意味不明だったのは、例えば、こんなシーンです。
舟木一夫と内藤洋子がデートする約束の前日、印刷会社に勤めていた舟木一夫が輪転機に指をはさまれケガをします。で、指に包帯を巻かれます。
それで、次の場面は内藤洋子がひとりでひどく落ち込んでるシーンなんですよね。
今なら、なんてことないシーンですが、当時のガキンチョな私は、どうして舟木一夫は赤チンぬってすぐ行かないんだ~?って思ってました(笑)
それで、内藤洋子はボートを漕いで行くんですね。
そしたら次のシーンでは死んでました。
池でボート漕いで真ん中の方に行ったくらいで何で死ぬの?って思ったのですが、後年観たら、羽田沖にボートで漕ぎ出してました、自殺するために・・・(^_^;)
初めて観た頃は、頭が固くて、ボート=池っていう感覚しかなかったんですね。
それでチンプンカンプンになったみたいです。
最後に、舟木一夫が帰郷するとき、汽車のデッキから外を眺めていると、突然、白馬に乗った内藤洋子が駆けてくる幻を見るシーンがあるんですが、私の印象は、「あれ?やっぱり生きてたんじゃない。」でした(笑)
ホント、映画を鑑賞する資格がなかったですね(^_^;)

2014年7月15日火曜日

アンヌの不思議

昨日は「ブラボー若大将」を鑑賞しました。
このシリーズは、やっぱり、子供の頃見るよりおとなになってから見た方がずっと面白いですね。
副音声のコメントなどを聞いていると、関係の方々はみんな、「若大将シリーズ」はコメディーだととらえているのがわかります。
小さい頃の印象では青春ものかラブロマンスかヒーローものといったイメージでしたよね。
今回観て、特に「田能久(実家のすき焼き屋)」の面々それぞれに定番のギャグがあり、それがうまく決まるとホントに楽しい映画になってくると感じました。
ちなみに、定番のギャグとは、
おばあちゃん(飯田蝶子):新しもの好き、ハイカラ好き、若い娘のマネのギャグ。
久太郎(父):妙齢のご婦人にすぐにいれこんでメロメロになってしまう。
妹夫婦:ところかまわずベタベタする甘~い二人。
です(^_^)
「ブラボー・・・」の酒井和歌子も垂涎のシーンがあります(なんてったってグァムロケです)が、あまり書くとあきれられるので、今日はアンヌの話にします(^_^;)
「ブラボー・・・」にも出てましたよ。
アンヌ・・・これほど当時の世代の男の子に不滅の人気を誇っているのに、「ウルトラセブン」以降、役柄に恵まれず、端役を重ねた後、お色気路線に転向せざるを得なかったのは何故か?
不思議じゃありませんか?
そのことについてご本人がコメントしていました。
我々が、リアルタイムでアンヌを観たのは小さい時分ですよね。
我々は、なんとな~く、その頃からアンヌが大好きだったように思っていますよね。まぁ、事実好きだったんでしょうけど・・・
でも、その歳の男の子に、アンヌを美しいだとかステキだとか感じる感性というのは、まだ、備わっていないはずなんですよね。
いいイメージは残ったと思うのですが、友達や親に、ウルトラセブンの感想を聞かれて、「アンヌがきれいだった」っていう子供はいないでしょ?
だから、実際は大きくなって、再放送を観て、あらためてアンヌをおとなの女性としていいなぁ~って思っているはずなんです。
そのくらいの年頃になれば、会話の中にもそういう言葉が出てきて、それが自然とファンの気持ちとして、アンヌなりスタッフなりに届いていったはずです。
でも、アンヌにしてみたら、それじゃ遅かったんです。
もし、セブンの最中、あるいは直後にそう言う声が届いていたら、アンヌはアンヌのままのイメージで、ふさわしい役柄をもらってやっていけたかもしれません。
でも、そうならなかった・・・そのはかなさがいいのかもしれませんけど・・・

2014年7月14日月曜日

和歌子派・・・続き

前日に引き続き、昨日は、「フレッシュマン若大将」を鑑賞しました。
そして、大変驚くことが・・・
劇中、若大将がおこなったスポーツはスケートで、場所は、なんと、「苫小牧ハイランドスケートセンター」でした~(^_^;)
ウッソー!です。
この映画、小学生の時に娯楽場で観ましたが、ハイランドは全く記憶になかったですね~
若大将と青大将は来てましたが、セッちゃんが来ていなかったのが残念です。でも、自分が苫小牧にいたときに、若大将も苫小牧にいた時間があったんですね。
「苫小牧に国際スケート場として公認されたとってもすばらしいリンクができた」とか「リンクの下にパイプを通して表を凍らせるようにしてある」とか、「この時期に屋外でスケートができるのは苫小牧だけだ」とか言ってました(^_^)
それにしても、ハイランドのまわりの森っぽい雰囲気は、今も変わりませんね。
劇中に出てきた、ハイランドの入口から見た、市街地へと降りていく道。
この頃(1968年の晩秋位か?)でもちゃんと舗装はされていたんですね。
ホントここらへんは40年近くたってもちっとも変わってないから見るとどこだかよくわかりますね。
和歌子派としてうれしいのは、このディスクの副音声で話をしているのが酒井和歌子だということです。
それがまた、全然変わらな~いという感じなんですよ~(^_^)
男の子が少年ならそれに対応する女の子の呼び方は少女ですよね。
男の子が青年の場合、それに対応する女の子の呼び方はなんでしたっけ?
つまり、今でも、その何と呼んでいいのかわかりませんが、そんなピュアな感じが残っているんですよね~
たわいのない話でも楽しそうにおしゃべりしていて、いつまでも自分が昔に抱いたイメージそのままなんだな~と思いました。
めでたし、めでたし。

2014年7月13日日曜日

和歌子派

先日、しばらく行っていなかったTSUTAYAから、会員証更新のお願いハガキが届いていたので行ってきました。
数百円とられましたけど、1本タダで借りられるというので、何にしようかな~と見てまわりました。
自分は、今、日本映画がマイブームなので、劇場でも観た「ALWAYS三丁目の夕日」にしようかと思ったのですが、すべて貸し出し中。
う~ん、と思っていたら、懐かし名画館とか言うコーナーがありました。
そこに若大将のシリーズのDVDがあり、社会人になってからのもあったんですよね~
初めて見ました。
社会人になってからということは、お相手がスミちゃんではなくて、セっちゃんです。
スミちゃんも捨てがたいのですが、何を隠そう、私、小さい頃メディアに、「君は和歌子派か洋子派か?」と問われた時からの和歌子派で・・・
「フレッシュマン若大将」
「ブラボー若大将」
「俺の空だぜ!若大将」
と、三本も借りてまいりました(^_^;)
昨日、そのうちの「俺の空だぜ・・・」を鑑賞したところ・・・なんと、アンヌまで出ていてビックリ。
それも、すごいシーンで。
おまけに、副音声の解説というかよもやま話までアンヌがやっていて、オーって言う感じです。
とにかく、酒井和歌子の着ている洋服がかわいくてすごかったですね。
当然ですが、毎シーン着ている洋服が違います。
楽しめました。(^_^)
アンヌのコメントも興味深いものがありましたが、長くなったので、また別の日に乞うご期待!