2014年10月10日金曜日

懐かしい映画、「レッド・サン」


過日放送された「レッド・サン」。
公開されたときはまだ子供で、洋画などろくに見に行ったこともないような自分でしたが、当時のマスコミのあおりがものすごくて、つられて見に行ってしまいました。
クラスの(特に男子)はほとんど観に行ったんじゃないでしょうか、近所のガキ大将たちも観に行ってました。
それほどみんなが興味を引かれるようなあおりでした。
自分の中ではETの時のあおりに匹敵するような記憶です。
日米仏の三大スターの夢の競演。
当時、チャールズ・ブロンソンは日本で最も有名なハリウッド男優で、日本での人気はすさまじいものがありました。
アラン・ドロンは名前を聞いたことがある程度でしたが、雑誌に載った宣伝写真を見て、ものすごい美男子なのに大いに驚きました。
20代にしか見えなかったのに、確か35才と書いてあってビックリ。
ブロンソンが50台だったのにも驚きましたけど・・・
三船敏郎は「男は黙ってサッポロビール」のCMで有名な日本を代表する俳優でしたが、世界での立ち位置については知らなかったなぁ~
当時の自分は落ち着きがなく、映画を退屈せずに観たり、列車に遠くまで退屈せずに乗ったりすることが苦手で、この「レッド・サン」も最後まで座って観ていられたこと自体に達成感を感じているような状態でした(^_^;)
作品に対する世間の評価は、前評判先行というようなもので、決して高くはなかったように思いました。
でも、今回ものすごく久しぶりに観てみたら意外と面白かった~
容姿や考え方など文化の全く異なる二人の50男が、ドロンを追う旅を通して友情を育むロード・ムービーでした。
まだ若い自分たちにとって、少し刺激の強い場面があったことも懐かしく思い出されました。
当時の自分を思い出せる、貴重な一本ですね(^_^)

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